地域活力の回復が
災害時の対応力の回復に…

小関 公明 助教
KOSEKI Kimiaki

地域活力の回復が災害時の対応力の回復に・・・

これまでの防災環境調査からは、都市化が進行した自治体で防災対策が先行していることが確認されています。また、これら都市部での居住者意識も都市機能の集積の程度にあわせて災害時の危機意識を強くもつ傾向が見られます。これに対して、高齢化や過疎化が進行し地域活力の低下した地域では、日常生活を維持する問題が大きく、災害時の防災問題が顕在化しにくい環境にあります。また、消防団等の地域の防災機能も人口減少によりその維持が困難になっています。そして、かつて経験した災害に関わる知恵や手法は、今引き継ぐべき担い手が見あたりません。災害は地域、地域で全く別の様相をもたらします。地域で培われてきた災害への対応する術も引き継いでいかなければなりません。このような地域で暮らす人々が、災害時にも安心して暮らせる地域のあり方や地域活力を回復させる方法を考えています。